私が雑誌編集者だった1998年頃の話です。
幹部Oさんと屋台でお酒を飲みながら、仕事の話になりました。Oさんはずっと営業畑を歩んでこられた方でしたが、私には営業経験がまったくありませんでした。しかもふだん読む本もビジネス書の類は一切読んでおらず、小説やドキュメンタリーばかり。Oさんが会社の戦略やマネジメントの話をしても、「ハァ、そうですか」という相槌を打つくらいのリアクションしかできませんでした。Oさんが最後に「園田も、せめてドラッカーくらい読んでおかんとね…」とボソッと呟いてその会はお開きになりました。私がドラッカーの名前を聞いたのは、その屋台での会話が最初でした。
ドラッカーは、「まずは時間を記録せよ」と説いています。私は、起業当初から指導を受けているコンサルの方の勧めで、自分の作業時間を記録する習慣があります。日々、作業に取り掛かる前と後で時刻を記録し、エクセルで集計しています。かれこれ10年近く続けています。一ヵ月を振り返って、来月はもっと○○に時間を投下しようと決めています。
エクセルを使った私の時間管理の方法については、2010年に書いたこちらの記事をご覧ください。
「あわただしい年末ですが、振り返る時間も作りたいですね」
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