2009年12月21日付け日経MJ紙より。
雑誌「日経エンタテインメント!」編集委員の品田英雄氏のコラム「ヒットの現象学」が毎週月曜に掲載されていますが、今回は「2009年のヒットから読み解く」と題して、今年エンタテインメントでヒットしたランキングを紹介してます。
エンタテインメント界での今年のヒットはご覧の通り。おおよそ納得できるランキングです。
コラムのなかでは、
「中央より地方。特に北緯37度線以北」
今年は全国でローカルヒットが生まれた。テレビ「秘密のケンミンSHOW」、山形が舞台の「おくりびと」、大河ドラマ「天地人」など。
「新しさより機知のもの しかもリメークでなくオリジナル」
「ドラゴンボール」や「鉄腕アトム」のようなリメークはヒットしなかったものの、「ビートルズ」「マイケル・ジャクソン」のようなオリジナルそのものを最新の技法で見せるものが流行。
「独立性より帰属性」
「ROOKIES?卒業?」「WBCでの侍ジャパン」、そしてある意味エグザイルも。それを象徴するのがユニフォーム。かつてユニフォームは個性を消すものであり、自由を否定するものと考えられていた。だが、現在はチームに帰属する象徴として肯定的に受け入れられている。
これらをまとめると「野望」「向上心」「独立心」より、「欲張らない」「平穏に満足」「帰属心」を大事にするという傾向が強い。
…と、この記事ではまとめてありました。なるほど、確かにそういう傾向が強いかもしれません。
時代の大きな潮流を考える時、先に出てきたキーワードはいろんなヒントになりそうです。
私の提供しているニュースレターの支援サービスも、お店や会社に帰属意識を持ってもらうには強力なツールだと思っていますが(笑)。
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