コーヒーを淹れながら考えたこと

今年もこのブログ「ニュースレターのツボ」をどうぞよろしくお願い致します。

皆さんはお正月はどんなふうに過ごされましたか? 私は今年は帰省せず、福岡で家族4人で正月を迎えました。氏神様にお参りした以外は出かけることもなく、ゆっくりと過ごすことができました。

年明けから、ドリップコーヒーを淹れるのが日課になりました。秋に寄付したクラウドファンディングのお礼品のマグカップが届き、そのマグカップで飲むコーヒーがまた格別に美味しいのです。

コーヒー

今まで家で飲むのはインスタントコーヒーばかりで、ドリップコーヒーを淹れるのは20年振りくらいです。せっかく淹れるんだから美味しく飲みたいですよね。カップや道具をお湯で温め、適量のコーヒーをペーパーフィルターにセットし、ゆっくりとお湯を注ぎます。蒸らしや注ぎにかける時間を頃合いを見ながら淹れるのですが、これがなかなか難しい。濃すぎたり、薄かったりと、一定の味を出すにはまだまだです。コーヒーひとつとっても奥深いものです。

便利さや効率を考えるなら、コーヒーメーカーを使えば済む話です。ネスカフェのバリスタなら、もっといろんな味のコーヒーを楽しめるでしょう。でも、この面倒臭い手作業で、美味しいコーヒーを飲むことができ、仕事中の良い気分転換にもなり、ついでに家人にも喜ばれます。

面倒臭い作業でもうひとつ。近所に書店ができたこともあって、本をアマゾンで買うより、書店で買う機会のほうが増えました。便利さだけ考えるなら、アマゾンの圧勝です。でも、書店に行くと、どんな本が書棚に並んでいるかチェックしたり、書店のお薦め本で新しい発見があったりと、通販にはない楽しみがあります。

一見、無駄に思えることの中に本質的なものが含まれているのかもしれません。コーヒーを飲みたいということは「リラックスしたい」ということであり、本を買いたいということは「知的な刺激を受けたい」と言い換えても良いでしょう。

ニュースレターも、便利さやコストを優先するなら、メルマガに劣るかもしれません。原稿、紙面レイアウト、印刷、封入、発送までを行ない、しかも1通数十円の費用がかかります。それでも私はニュースレターを推します。その面倒臭さのなかに本質的なものが含まれていると思うからです。

あなたも新たな年の始まりに、ご自分の商品やサービスが提供している本質は何かをぜひ考えてみてください。

一見、無駄に思えることの中に本質的なものが含まれているのかもしれません。ご自分の商品やサービスが提供している本質は何かをぜひ考えてみてください。

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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