このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
「自分が成長することを止めない。できるかできないかは先のこと。」
ラグビー日本代表 堀江翔太
ワールドカップが終わって1カ月。未だラグビー熱が冷めません。体を張ったスーパープレーと、努力は裏切らないことを体現してくれた日本代表がもう一度見たくて、特集番組を見漁っています(笑)。
その中でスクラムの要である堀江選手が、4年後のワールドカップについて尋ねられた時「続けられたら一番いいですけど、歳も歳なんで…」と濁した後に続けた言葉が心に残りました。
競泳を始めて15年。健康とか美容のために始めた運動は全く続かなかったのに、試合に出る競泳にはのめり込みました。至って凡庸な成績ですが、日々練習を続けるのは「昨日までできなかったことが、今日できるようになる」に尽きます。水泳は力んでも脱力してもダメ、水中で背伸びするように進みます。この基本姿勢ですら、まだ発見があるんです。何年も前にコーチに言われたことに今頃「そういうことか」と納得する時も。そして試合では、その日まで練習した泳ぎを出し切ることに専念します。
競泳に限らず、仕事だって人間関係だって上手くいくかは先のこと。ただ自分の成長を止めないために努力を惜しまないぞ、と思う今日この頃です。(あづさ)
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