「助けよう」という人と繋がれることは「助けられる人」の持っている力。

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

水泳仲間
↑いったん泳ぎ納めの練習会にて/お守りまでもらいました。感謝!

「助けよう」という人と繋がれることは「助けられる人」の持っている力。

─糸井重里

 この度、人工股関節の手術を受けることになりました。いずれ受けねばならない手術だったので、今がベストと思い、決断しました。スケジュール変更にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 年々、周りに自分より年下の人が増えてきます。すると自然と聞き役になって、自分のことを話す機会が少なくなります。私は仕事柄、聞き役は向いていると思いますが、自分の話となると若干気負います。オチを心配したりして(笑)。
 しかし。人工股関節手術を決心したら、水泳チームの仲間には話さねばなりません。息子に近い年齢の人たちです。相談されても困るだろうなと恐る恐る打ち明けると…思わぬ反応で。

 医師の友人に尋ねてくれたり、股関節手術をしたスイマーに話を聞いてくれたり、皆、親身になってくれました。手術の日程が決まると「最後に泳いどきましょう!」とプールのコースを貸し切りにして、練習会と食事会を催してくれました。手術3日前に泳いだ記念の写真まで。温かい仲間たちに最後まで支えていただきました。

 そんなわけで、冒頭の糸井さんの言葉を胸に、医師や看護師の皆さんに素直に助けてもらってきます。来月には元気に戻ってきますね! (あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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